イベント企画事業
伝播堂とイベント
伝播堂の前身である「サードファクトリー」時代(1999〜2013)。
頂いた仕事に「できません」は言いたくなかった。「なんでもやればできる」と思っていた。
時に男女の出会いイベントや大学生を使った企業アンケートなど、様々なことをやってきた。
それらを通して多くの人と出会い、花咲くこともあれば、無惨に散りさることも多く経験してきた。
そんな中、仕事仲間の紹介である人物と出会う。
当時、東京の法学部の大学院を出て神戸に帰ってきたという人物。
後に政治家の秘書となり数多くの選挙を勝利に導き、「神戸の選挙の神様」や「選挙の鬼」とまで言われるようになる人物。
㍿伝播堂 顧問 竹綱晶弘である。
彼との出会いがターニングポイントとなる。
本格的イベントへ
始まりは「兵庫県古書籍商業協同組合」からの課題を竹綱氏が持ち込んできたことだった。
その課題とは「古書籍の即売会に新たな客層を導きたい」というものだった。
企画の立ち上げに2年の歳月を要し、辿り着いた結論は「サブカルと古書籍の融合」だった。
コンセプトは「阪神間モダニズム」。
元来、阪神間には西洋文化を受け入れやすい環境が整っており、コレクションという文化が根付いていおり、これを現代に受け継ぐといったイメージでのイベントを企画。
そうして生まれたのが古書籍とサブカルチャーが合体したイベント「神戸コレくた市」。
兵庫県、神戸市を後援に、NHKにも初日に取材に来てもらい、三日間で約1万人を集めました。